ヴォイストレーニング
■ヴォイストレーニングとは?
ヴォイストレーニングと言っても、どのような声を求めるかによって内容は自ずと変わりますが、ここでするのはマイクを使わない生声で歌う為のトレーニングです。カラオケや朗読のためでも、身体が良い楽器になるので効果は抜群です。
ヴォイストレーニング体操
身体を楽器とする為に、骨格を整えます。骨格を支えるために最も大事な のは体幹です。強さはアスリートほどはいりません。無理なくインナーマッスルを鍛えていきます。徐々に筋肉量も増え、骨盤底筋や内転筋も鍛えられるので 日常生活の質向上にも貢献していきます。毎週一回する場合、所要時間は20分から25分程度です。
喉頭回りのトレーニング
一般的にはこのトレーニングの一部をヴォイストレーニングと言われることが多いです。
声の音源は声帯です。その声帯を合理的に張った状態を維持することでどの音域も、伸びやかな声となることが出来ます。
声帯をピンと張った状態を保つための骨格の向きとその維持が大切です。
また、声帯は内臓としての働きをする時と声をだす時では、働く神経ルートが違います。音程を作るのは声帯の表面の腱で不随意筋です。多くの神秘的とも言える筋肉の動きによって声は出されていて、左脳と右脳のバランスも大事となります。フルコースのトレーニングは40分から50分かかるので、講習会などで行います。週一回のトレーニングでは、20分程度その中から幾つかのトレーニングを取り上げています。
■声はどのようにして出されるのか ?
声の源は声帯で作られる「喉頭原音」です。 それは振動です、その波が、肺から送り出される息によって他に邪魔されることなく気管から食道を通り主に頭蓋骨に伝えられると振動が響きとなり声となります。
音色・母音
音色を司るのは母音です。 いえあおう の順で息は硬口蓋の前から後ろにいきます。 決して硬口蓋から外れてはいけません。硬口蓋は息を伝えるべき頭蓋骨だからです。 各母音を純粋に作るために、舌の位置がとても大事です。 舌はいつも下の歯茎の裏。お肉に触っていられるようにしましょう。
子音・舌
子音を作るのは舌です。 舌のどの部分で子音が発せられるかは英語の発音の時に習っているかもしれません。mは唇が閉じ、それ以外の子音はすべて舌が働いています。 mnは軟口蓋は開き鼻から息を出しますが、それ以外の子音は軟口蓋を閉じたままにしておきます。つまり、鼻から息は出しません。
■実際にトレーニングするには ?
合唱団でトレーニング
徳永ふさ子が指導している合唱団ではすべてベルカント体操から指導しています。ベルカント体操とヴォイストレーニングだけを受講することも可能です。 その場合の所要時間は45分程度です。各合唱団とも2回までの無料体験が可能です。 別ページにて各合唱団の紹介をしていますので、興味のある方は ご覧ください。
個人レッスン
ベルカント体操はしません。ヴォイストレーニングと楽曲での実践指導をします。
■お問い合わせ
ヴォイストレーニングに興味があり参加ご希望の方、または更に詳細をお聞きになりたい方、 合唱団に興味がおありの方は下記よりお問い合わせください。
